まずネフライト。




いわゆる硬玉とも呼ばれる本物のヒスイと比べて
硬度が劣るため波に洗われ丸い形状になる。
光は透過したりしなかったり。
今ではあぶら石などと呼ばれてヒスイのニセモノ扱いされているが、嫌いではない。
そもそも縄文時代の人たちが硬玉と軟玉の区別をきちんとしていたのだろうか?
軟玉の装飾品なども出土している。
キツネ石


キツネに化かされた…とキツネ石。
いくつか拾ったが特に気に入ったのを一つ持ってきた。
軽くて光を透過しない。
玉髄

黄鉄鉱


顕微鏡モード・深度合成使用。
その他









糸魚川周辺で拾った石はフォッサマグナミュージアムで鑑定してもらうとよいだろう。
基本火・木・土・日、祝日以外は休みだが夏季は毎日鑑定してくれる。(入館料500円)
化石堀体験なども実施しており館内の展示も一見の価値がある。(ヒスイ展示コーナーは目の毒だが…)
自分で調べるとなるとこのあたりを参考に図鑑を見ながらモース硬度計や比重を計って調べることになる。
ちなみに昨年拾った石はこんな感じ。

味の素のような結晶が出ている。




パイロットのハイテックCコレトが2005年
ぺんてるのSlicciesが2008年
三菱鉛筆のSTYLE-FITが2009年
ゼブラのプレフィールが2012年に販売開始され、
Slicciesは2014年にアイプラス、プレフィールは2018年2月にサラサセレクトと商品名を変更している。
正直、カスタマイズペンには興味がまったくわかなかった。
理由はコストパフォーマンスの悪さである。

下がプレフィール改めサラサセレクトで使うNJK芯。定価100円。
どう見てもボッタクリだろ…インク量的に考えて…
しかし、JF芯が黒、青、赤、ブルーブラックの4色しか換え芯を用意していないのに対し、
NJK芯は21色展開である。
もっともサラサクリップ自体が定価100円な上に色の種類もさらに多い。
サラサセレクトは本体を別に用意しないといけないことを考えると、やはりコストでは太刀打ちできない。
とは言え、ペンを何本も持ち歩くわけにはいかない場合も考慮すると、やはり多色ペンにもメリットはある。
また、調べてみると興味深い事実が発覚した。
NJK芯のサイズは全長98.2mm最大径3.0mmである。

下はぺんてるのBXS7芯。定価90円。
ビクーニャの多色ペン用の換え芯である。
プレフィール時代はプレフィール用としても販売していたスラリ多色用のEK芯。定価80円。
ぺんてるのエナージェル多色用のXLRN5H芯。定価80円。…こちらもほぼ同サイズである。
余談ながらぺんてるのアイプラスリフィルは太さは同じながら長さが109mmと1cm以上長い。
しかし長さはお尻の出っ張りの部分で、これを抜いてしまえばBXS7やXLRN5Hと同じと思われる。
余談ついでにゼブラのクリップ-オン スリムなどのSK芯やサラサ多色用のJK芯、三菱鉛筆のジェットストリーム 3色ボールペンなどのSXR-80芯、パイロットのアクロボール多色などのBVRF芯、フリクション多色などのLFBTRF芯はサイズが異なる。(JK芯は長さ2.2mm、BVRF芯は長さ0.3mmと太さ0.1mmの差だが。)

この羽根の部分つきで後ろから芯を入れるのはパイロットの特許らしい。しねばいいのに。
パイロット以外のメーカーは羽が透明なので色を羽で区別できない。
芯は前からでかまわないので色つき羽を別売するとかできないものか。
そして色で区別がつくパイロットに限ってインクが耐水性の無いゲルの染料インクである。
アクロインクやジュース・フリクション等は出さない。もう一度言います。しねばいいのに。
※商売上手め!みたいな意味と捉えてください。
アイプラスもゲルの染料インクでしかもスリッチーズとエナージェルの2系統…。
サインペンと言いプラマンと言いぺんてるは耐水性が…
筆ペンは呉竹が出すまではカートリッジ式ではほぼ唯一の顔料だったのに…
(実際はプラチナも顔料だが100均のフェルトペンしか売ってるのを見たことが無い。)
もっとも、パイロットとは違いこちらは油性のビクーニャインクが用意されている。

切り詰めて長さを揃えて後ろから羽をさすとハイテックCコレトでも使えるらしい。
とりあえず上のビクーニャの多色ペンにおいてスタイルフィットとサラサセレクトの換え芯が
真ん中のスタイルフィット マイスター 3色ホルダー(回転式)でサラサセレクトの換え芯が無改造で使えることを確認した。
ビクーニャの透明3色ペンは見た目が好みだが、すでにWEBカタログから消えている。
フィールに置き換わると言う話だがサラサ多色のパクリのようなデザインになってしまった。
下のハイテックCコレトよりも透明感があり、クリップ-オン スリム並の細さがステキだったのだが。
当面のところマイスター 3色ホルダーにジェットストリーム1mmの黒、
サラサ0.3mmの赤とブルーブラックで使うことにしよう。
シグノの0.28mmも耐水性がある顔料ゲルインクだがカリカリが気になるってしまった。
サラサストリーム…これは最強ではなかろうか…
などと思えるところがカスタマイズペンの魅力なのかもしれない。
鉛筆と消しゴムの三菱、万年筆のパイロット、油性ペンのゼブラ、筆ペンとサインペンのぺんてるなどと言えるかも知れないが、
ボールペンの分野では各社しのぎを削っている。
低粘度油性ボールペンは
三菱のジェットストリーム、
パイロットのアクロボール、
ゼブラのスラリ、
ぺんてるのビクーニャ。
書きやすさを追求したゲルインクボールペンは
三菱のユニボール シグノ307、
パイロットのジュース、
ゼブラのサラサ、
ぺんてるのエナージェル 。
この状況に一石を投じたのは2015年の消せるボールペン…パイロットのフリクションの登場であろう。
これに追随したのは三菱のユニボール R:Eくらい。
まぁ100均でもダイソーブランドで売ってたりするのだが。
正直、消えるのを嫌うがためにシャープペンではなくボールペンを使うのに、
あえて消えるボールペンを使うのはどうなんだ?と思わないでもないが
気軽に色を引けるというのは確かにメリットだろう。
またパイロットはハイテックCと言うゲルインクボールペンも販売している。
その細さは0.25。0.28の三菱のユニボール シグノRTがかろうじて対抗できるくらいだろうか。
高級路線の油性ボールペンはアクロ1000が良い感じだ。
カヴァリエやアクロ ドライブと違い普通のアクロボールの替え芯を使うことができる。
ジュースの特に細字の書き味の良さは同じように多色展開しているサラサを上回っている。
万年筆はカクノが売れており隙が無い。
さて、今回購入したペンはぺんてるのエナージェルの高級路線エナージェルフィログラフィだ。

エナージェルはインクの濃さと速乾性をうたうゲルインクだが耐水性は低い。
さてこのボールペン。当然替え芯はぺんてるのXKFRN…太さ4種類、黒赤青を使ってね…と書いてあるのだが…
…
…実は他社製のインクが使える。

三菱のユニボール シグノ307、ユニボール R:E、ユニボール シグノRT、ジェットストリームの替え芯太さ5種類、7色。本体から取り外すなら16色。
試したわけではないが、やや太さが異なるジェットストリーム以外はおそらく相互に互換性がある。
最近発売された高級路線のジェットストリーム プライム 回転繰り出し式シングルは替え芯は普通のジェットストリームのものは使えない。
(パーカーのジョッターなんかでジェットストリームが使えるというメリットはあるが)
そしてジェットストリーム プライム ノック式シングルは擬似宝石がダサすぎる…
サラサグランドもイマイチなので、
通常のジェットストリームの芯を使うならこのエナージェルフィログラフィが一番かっこいいかもしれない。
いや、サラサだとブルーブラックが使えるし、
サラサマークオンの蛍光ペンに対する強さは感動的だったし、
ユニボール シグノ307はなめらかさでは他の追随を許さないし、
ユニボール シグノRTの細字も捨てがたいし
エナージェルのピンポイントは細字が書きやすいのだが…
…
…ユニボール R:E…私はなぜ消しゴムもついてないのにこのインクを買ってしまったのだろう…
どうでもいいが、公文書OKのサラサをこっそりこの換え芯に入れ替えるトリックが使えそうだ。
さてこれらが相互に互換性があるのに対して、パイロットだけは互換性が無い。
(それどころかパイロットは自社のフリクションですら互換性がヤバイのだが)
正確に言えばアクロインキやゲルインキ以外のものはわりと互換性が取られていた。
まるで三菱、ゼブラ、ぺんてるによるパイロット包囲網ができているようだが、
パイロットがあえて互換性を捨てたのかもしれない。カメラメーカーが独自マウントに移行したように。
まぁOKB48総選挙とかを見るとパイロットがそれほど独走しているかというと疑問符がつくのだが…
販売店の売れ筋ランキングはこんな感じ。
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個人的には三菱のピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)加圧ボールペンリフィル搭載が一番書きやすいと思っている。
万年筆もそうだがペン先は太いほど、そしてある程度の重さがあったほうが、ペンは書きやすいものなのだ。
私も子どものころは捕虫網片手に手当たりしだい片っ端から捕らえては、
蝶や蜻蛉は三角紙へ、甲虫は毒ビンの中にぶち込んだものである。
今とは違い、自然保護がそれほどやかましく無い時代であった。
蝶は展翅し、甲虫は展足し標本にしたものだ。
今、その標本はひとつも無い。
マンボウ氏のように空襲で焼けてしまったというわけではなく、
ネズミやカツオブシムシに食べられてしまったのだ。
昆虫は写真を撮るだけの方が良い。
やはり自然に生きている姿が一番美しいのだから。
とは言え、人にはやはりものを集める性質がある。
と言うわけで、最近では石を拾って来て標本をつくっている。

少なくともネズミやカツオブシムシに食べられることは無いであろう。
さて、せっかく拾ってきたからにはきれいに保存したいものだ。
分類名、採集地、採集日時などをラベリングするのだが…
ここで問題がある。
分類名が特定できないのである…
昆虫は同じ種であればだいたい同じような姿をしているが、
岩石はひとつとして同じものがない。
その同じものがない岩石をどう特定するか。
正直、勉強中なのでなんとも言いがたい。
特定の産地を回ってこの産地にはこれがあると絞り込んでいるのが現状だ。
参考にしているのは松原聰氏の鉱物ウォーキングガイド。
ゴールデンウィークに訪れた河津浜も当然載っている。
とは言え、書籍で公開されているような有名な産地は、
ハンターが多く訪れる場所でもある。
やんだの沸石は手が届く範囲はほぼカチ割られていたし、
金も滅多に見かけなくなった。
有名な産地では採取が禁止になったところも多いと聞く。
節度ある採集を心がけたいものである。
標本の箱は100均で購入した。
このようなものが100円で買える様になるとは、良い時代になったものだ。
まぁ…どこかの森林が伐採された結果だろうが…
現状、同じく100均で購入したぬいぐるみ用の綿をつめて固定しているが、
小物用に敷居を作ったりカスタマイズする予定…
こんなことをやってるから撮影に行く時間が取れないんだよなぁ…
最後にまだ未整理の河津浜で拾ってきた石を数点…








コースは昨年同様だったが、
1日目で菖蒲沢まで移動し、トラブルも発生しなかったのでやんだにも降りることができた。
菖蒲沢に着いた時はすでに暗くなっており、
満天の星空の下で炊事をしたが、
一眼レフを持ってこなかったことを後悔した。
星の写真は撮れなかったが、
撮影した月の写真と日の出の写真を。







次は三脚と一眼レフを持ち込みたいところ。


ようやく1個だけ拾えた。
有望そうな石はかなり少なくなったかもしれない。
黄鉄鉱ばかりになっていた印象。
ぶっちゃけ金が欲しいなら秋葉原のジャンクCPUでもあたったほうがよっぽど含有率は高いわけだが。
金品位が高いことで知られる菱刈鉱山で1トン当たり30~40グラムしか金はとれないのだ…
土肥金山には1トン当たり600グラムの金と7200グラムの銀を含む鉱石が展示されているが、
菱刈鉱山の1万倍と同様特殊な例と思われる。
さて、いかがお過ごしでしょうか?
後半はテントを背負って出かけたいと思うのだが、
私の旅のスタイルは、リュックにテントから何から詰め込んで、
できるだけ公共の交通機関を使用するというもの。
当然のことながらリュックに背負える量には限界がある。
最近は、カメラや三脚は諦めがちである。
野宿に必須なのは、テント、マット、寝袋、雨具などであるが、
ここでは、食糧と調理器具に関して考えてみよう。
家族連れのオートキャンパーはバーベキューセット一式を車に詰め込んで、
バーベキューを作ったりする。
むしろ、こちらが目的であり、オートキャンプ場によっては、道具はレンタルでき、
食材を持ち込むだけと言う所もあるようだ。
リュックに、バーベキューセット一式と食材を持ち込むのは困難である。
必然的に、最小の食材・調理器具でできるだけ美味しいものを…となる。
まず第一に、コンビニのおむすびや惣菜パン。
調理器具なし。
かさばらない。
現地調達がかなりの確率で可能。
ゴミは包み紙のみ。
…最強すぎる…
…が…味気ない。
よし、フリーズドライの味噌汁もつけよう。
調理器具
・湯沸し用コッヘル
・箸
・火器+燃料
食材
・フリーズドライ味噌汁
・飲料水
いや、米は炊こう。
調理器具
・炊飯用コッヘル(蓋必須)
食材
・米(とぎ汁は自然にやさしくないので無洗米)
カレーにしよう。
調理器具
・レトルト用コッヘル
食材
・レトルトカレー
いや…カレーくらい作れよと言いたいところだが、
肉や野菜を運ぶのが大変だ…
カレーに味噌汁は合わないので、スープ。
また箸ではなくスプーンが必用だろう。
ここまで必用なものを整理しよう。
調理器具
・コッヘル×3
・スプーン
・火器+燃料
食材
・フリーズドライスープ
・飲料水
・米
・レトルトカレー
さて、ここまで書いておいてだが…
実はカレーはあまりキャンプ食としてよろしくない。
そもそも米は焚くのに時間がかかるし、食べ終わった後の片づけが大変である。
米を一粒残らず食べたとしても、コッヘルに付着したでんぷん質を洗い流さなくてはならない。
水がふんだんに使える前提であるし、自然にもやさしくないだろう。
そして、カレー…最悪である。
洗うのもさることながらにおいが取れないのだ…
米は容器を捨てるだけのアルファ米というのもあるのだが、
わりとかさばる印象がある。
ではパスタはどうか?
具入りのインスタントラーメンやフォーや春雨。
これなら、はぼ味噌汁と同じ装備で食べることができる。
ボリュームが足りるかどうかは別として。
スパゲッティはどうか?
空飛ぶスパゲッティモンスター様の加護が得られること間違いなし。
あえるだけパスタとかもあるし…
ネックはゆで汁である。
コレを垂れ流すのも自然にもやさしくないだろう。
某焼きそばの如くスープとして再利用するにも量が多い…
一部、スープにして翌朝スープとビスケットと言う手も…
まぁ結局のところ趣味の問題なので、何を食べても…(結局それかい)
釣った魚をさばいたり、採取した山菜やキノコを調理すると言うのもありだろう。
採取系の人は毒には気をつけよう。
最後にマイクッカーを晒してみる。

下記が全てメスティンの中に収納されている。

・折りたたみ箸
・折りたたみスプーン
・折りたたみフォーク
・すのこ
・軽量カップ
・アルコールバーナー
・スキットル(燃料アルコール入れ)
・小型漏斗(たわしの下に収納している)
・風防×2
・五徳
・取っ手
・ライター・火打ちなど×3
・スチールウールたわし
・調味料入れ(塩)
これをフキンと一緒にアミに入れている。
また、別途、リュックのサイドにシェラカップを取り付けている。
山クッカーやツンドラ3ミニも持っているが、
箸なども一式中に入れて持ち運べると言う点でメスティンシステムに及ばない。
その代わり、つくれるものはコッヘル1つでつくれるものに限られるが。
クッカーの収納も奥が深く、バーナーを自作したりする人もいたりする…
過程を撮影していたので忘れないように書き留めておく。
道具類
・オーブン(余熱して180度で45分焼けるもの)
・パウンドケーキ型 4本
・クッキングペーパー
・ボール 大きいものを2つ
・はかり
・包丁 かぼちゃを割るだけ
・蒸し器 かぼちゃをまとめて蒸せるもの(レンジでも可)
・ガスコンロ
・スプーン かぼちゃの種をとってくりぬくだけ
・泡だて器
・ポテトマッシャー
・ヘラ
・おたま
材料
・かぼちゃ 大半分(500gくらい?)
・小麦胚芽のクラッカー 1箱
・砂糖 19g(生地用) 97g(クリーム用)
・バター 63g
・卵 5個
・クリームチーズ 200ml
・ホイップクリーム 227g
・米粉 30g
・シナモンパウダー 適量
・パンプキンシード 適量
大きくて安いかぼちゃが手に入ったので。


森永の回し者というわけではなく…
リッツや前田製菓と比べてやわらかくつぶしやすいのだ。
無論、森永で無ければつくれないわけではない。


個人的にこれが一番面倒くさい。

かぼちゃは洗って蒸し器に直行した。
蒸し器が無い場合はこんな感じで…
ラップに包んで電子レンジでもいけるはず。
今回はそのまま蒸してしまったが、種はここでとってしまったほうが良いようだ…




もうひとつのボールで卵をかき混ぜ



かぼちゃを切ってから45分くらい。
ついでにオーブンを180度に予熱しておく。


レモン汁やバニラエッセンスや洋酒を加えても良い。



皮と実は別けて保存した方が色がきれい。
種は煎ってパンプキンシードにできるが、今回は市販品を使った。

薄く押し延ばすように敷きつめるのがコツ。

シナモンが少なく感じたので追加。

常温になるまで冷まして、冷蔵もしくは冷凍にて保存。

たしかにTGは素晴らしいカメラだ。
広角に強く、明るいレンズを搭載し、マクロにも強い。
苦手なのは長時間露光くらいで、一時は一眼レフを持ち歩くのをやめてしまったほどだ。
そして深度合成マクロ。
超マクロは被写界深度が浅いのでごく一部にしかピントが合わず、
全体を超マクロで表示するにはマクロスライダーなどでピントを変えながら撮影し、
ソフトウェアで合成する必要があった。
しかしTG-3はカメラ側でやってくれる。
こんな楽なことがあろうか。


砂サイズの黄鉄鉱の結晶がきっちり表現できているし、
石英の奥の数ミリのエレクトラムも解像している(ついでにまつげ?も…)
しかし等倍は…


カメラ側が自動でやってくれるのはいいのだが勝手にサイズが変更になり、ISOも勝手に上がってしまったり、ストロボが使えずLEDモードになったりもする。
コンパクトデジカメのISO1600ならこの画質もしょうがないのかもしれないが…
TG-5は買わないと思います。
しかし小さいものを撮影したい。
マクロレンズで撮影すると一部にしかピントが合わないと言う人にはお手軽に撮影できるTGシリーズはお勧めできます。
等倍で使わないならばと言う話ですが。
…しかしコンデジでここまでできるならマイクロフォーサーズに興味がわいてきた。
パン棒のグリップがベトベトになっていた…

どうやら加水分解した模様…
仕方が無いので重曹でクリーニング。

お湯を温め1リットルほど洗面器に入れて5グラムの重曹を溶かし
引き抜いたパン棒を投入して2時間ほど放置。

洗い流して水を切るとべたつきは無くなったが
白っぽくなってしまった…

背負っていたのはドイターのFutura 32と言う登山用バックパック。
32 (+3 sp)ℓというスペックだが実際は少な目かもしれない。
このザックの利点は背面にメッシュが張ってあり、背中にバックパック本体が接触しないことで、
汗による不快感を軽減できる点にある。
ケーブルはしっかり締めても若干ぶれやすいかもしれない…荷物入れすぎのせいかもしれないが…
テントはヘリテイジのエスパース・デュオ-X。
プロモンテ のVL24と言うテントも持っており、あれも省スペースで快適なテントなのだが、
機動力を考えてエスパース・デュオ-Xを使用した。
このテントの利点はシングルウオールですばやく設営・撤収でき、一人で設営しやすいように工夫が凝らされている点で、
デメリットはVL24と比べて入り口のメッシュが上の方しか開かず風通しが悪い点。真夏はキツイかも知れない。
透湿素材を使用しているらしいがこのテントで雨に降られたことは無いので結露に関してはわからない。
ダブルウオールのVL24は結露に対して優秀だが。
マットはサーマレストのZライト ソル レギュラー。
…正直かさばるし、コンクリートの上だと翌朝背中が痛くなるマットだが…
空気を入れるタイプと比べてすばやく設置・撤収できる。
Futura 32にはマウントしにくいのでアタッチメントループを使用し上部に固定…
寝袋はファイントラックのポリゴンシールド。
ちょっと寒かったのでモンベルの古い軽量ダウンベストを併用した。
レインウェアはパイネのゴアテックス オールウェザースーツ。
かなり前に購入したゴアテックスのレインウェアだが、ゴアテックスのこの手のレインウェアは上下別売が多い。
上下別売だとスタッフバッグも別になってしまいバックパック内でかさばってしまう。
その点このレインウエアは上下セットでスタッフバッグも共通であり、上着は出てきたけど下はどこ行った?といった現象も防ぐことができる。
クッカーはメスティンとエバーニューのチタンアルコールストーブのセット
食料は米と牛丼の素とサラスパと混ぜるだけパスタの素。
…サラスパはメスティンにちょうど収まるので便利だ。パスタの素を使えば、マルタイラーメンなんかより栄養があるし…
しかし自然への配慮と言う点からだと、汁を飲んでしまえばよいラーメンと比べてゆで汁を廃棄しなければならないデメリットがある。
ハイドレーションはエバーニューのハイドレーションチューブとのウォーターキャリー1.5ℓ。
…Futura 32のカタログにはハイドレーション3ℓまで対応…とか書いてあるがエバーニューのは1.5ℓでもキツイ…
ストリーマーなら3ℓが入るのだろうか…おまけにハイドレーションチューブの頭に穴が開いているので圧迫されるとここから漏れてくる…
それでもよくあるハイドレーションと比べると調理時の水に使用したりの転用が容易だ。
他には、ヘッドライトやハンマー、パンニング皿や新聞紙、皮手袋や医薬品、ルーペやカメラなどを持ち込んだ。

右側が膨らんでいるのはハイドレーションを入れているから。



ヘッドライトや手袋、虫除けやアルコールティッシュなどの医薬品を入れている。


まだ余裕があるが、一眼レフを収納したりする余裕は無い…