人気ブログランキング | 話題のタグを見る

月に叢雲 花に嵐

アカシジミ撮影の露出制御

昆虫の写真を撮影する時には、
眼にピントを合わせるのがセオリーですが、
EOS-1D Mark II Nは白とびに敏感なので、
栗の白い花などに引っ張られ、かなりアンダー気味に出てしまいます。

アカシジミ撮影の露出制御_b0084270_234407.jpg

EOS-1D Mark II N + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/1328秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 オートホワイトバランス

アカシジミ撮影の露出制御_b0084270_23441688.jpg

上のトリミングです

そこで羽に一度ピントを合わせてAEロックし、
再度目を狙うと…

アカシジミ撮影の露出制御_b0084270_2345399.jpg

EOS-1D Mark II N + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/332秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 オートホワイトバランス

アカシジミ撮影の露出制御_b0084270_23455644.jpg

上のトリミングです

羽は適正に近くなりますが、
やはり顔が白とび気味になりますね。
スポット測光ではなく分割測光を使用するのが正解かもしれません。


写真ブログネイチャーフォト
by murakumolabo | 2008-06-04 00:00 | 写真日記 | Comments(2)
Commented by とちたん at 2008-06-04 22:04 x
難しい問題ですね(^_^;)
これAFですよね?、ピントバッチリ羨ましい(^_^;)
K100Dの時は白トビ多かったけど、E-3にして大分
減りました(*^^*)
Commented by murakumolabo at 2008-06-04 23:39
>とちたんさん
手持ちの場合は下手に狙うよりもAF頼みの方が歩留まりは良いくらいです。
手ブレ補正もあるのでとても楽ですが、
高感度時のノイズがもう少し少なければ…とも思います。

プロ機は往々にして白とびを嫌いますからね…
でも上の写真はモニタによっては真っ黒かも(汗)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。