月に叢雲 花に嵐

6月30日 6月23日 高尾山

高尾山は真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域であり、
さらに古くは修験道の霊場でもあり、
信仰の山としての側面がある。

今でも6号路の琵琶滝や今回通った蛇滝では、
滝に打たれて修行をする修験者の姿を見ることがある…
…というかちょうど私が降りてきた時も、
滝に打たれている方がいました。

…で、高尾山トンネルのための圏央道は、
罰当たりにもまっすぐこの蛇滝方面に向かっているわけです。


高尾山トンネル建設に反対している方々が、
行政を相手どり、
工事の差し止めを求める裁判…通称高尾山天狗裁判を起こしていますが、
今年の6月15日に判決が出ています。

曰く、
この工事の結果、付近に営巣していた絶滅危惧種であるオオタカが
営巣地を放棄してしまったことなど、環境破壊を認めているものの、
工事は続行と言う判決でした。

世の中、貴重な昆虫が生息しているとなると、
行政がしゃしゃり出てきて採集禁止!…とかやりますが、
その一方で、道路工事などで生態環境を破壊していたり、
破壊を黙認しているのも行政だったりします。

もちろん、貴重な種を採集することも良いことだとは言えませんが、
どちらが種に対してダメージを及ぼすかは言うまでもないでしょう。

行政には見せかけだけでない、
自然保護、環境保護を期待したいものですね。


さて堅い話になりましたが、
今日の写真は、蛇滝から小仏川の合流地点付近で撮影した、
コオニヤンマです。

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EOS-1D Mark II N + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/1328秒 EV0.0
ISO感度320 ピクチャースタイル:スタンダード

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上のトリミングです

高尾山付近には生きている化石…と言われる、ムカシトンボが生息していることで知られていますが、
一瞬、ムカシトンボか…?…と思いましたが、
どうやらコオニヤンマのようですね。

ムカシトンボも、この周辺で絶滅する前に撮影したいものです。
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by murakumolabo | 2007-06-30 01:06 | 写真日記