11月11日 EF-S60mm F2.8 マクロ USM
今日は休みの土曜日ですが朝から雨。
平日は天気が良かったのだが突然崩れた感じ。
体調も崩してしまったので、今日は一日寝てました(汗)
…と言うわけで今週のうちに撮った写真をアップします。
EOS Kiss Digital N + EF-S60mm F2.8 マクロ USM
絞り優先AE F2.8 シャッタースピード1/1250秒 ISO感度100
上のトリミングです。
昆虫はだいぶ少なくなってきましたね。
ボロボロのスジグロチョウです。
あいかわらず EF-S60mm F2.8 マクロ USM の切れ味は抜群です。
EF-S60mm F2.8 マクロ USM は EF-Sレンズ なので、
EOS の APS-C機 でしか使用することができません。
マクロレンズ にしては オートフォーカス が使い物になり、
AF→MF の切り替えも フルタイムマニュアルフォーカス があるのでストレスを感じません。
USM は静かなので動体撮影のときに被写体を驚かせて逃げられることが少なく、
インナーフォーカス を採用しているので ワーキングディスタンス を大きく取れます。
中望遠マクロ よりもコンパクトで携帯しやすいことから、
最近はこのレンズ1本だけ携帯していることが多いですね。
問題点は、コストをケチってレンズ半径を小さくしたことにより、
絞り開放では派手に口径食が出ること、
60mm は標準の画角ですが、APS-C では 96mm となり、
これ1本でなんでも済ますにはちょっと狭すぎることですね。
レンズ構成は 8群12枚 の テレフォトタイプ で、
EF100mm F2.8 マクロ USM とほぼ同じ構成。
60mm 程度の画角は通常 テッサータイプ や、
ダブルガウスタイプ やその変形が採用されることが多いです。
例えば同じ 60mm の コンタックス マクロ・プラナー は
4群6枚 の 変形ダブルガウスタイプ(プラナータイプ) でありレンズ枚数はわずか半分です。
なぜ、EF-S60mm F2.8 マクロ USM はこのような構成になったのでしょう。
一般にレンズ数が増えるとコストがかさみ、
また、重量も重くなるためにAFにも悪影響が出ます。
研磨不要で軽いプラスチックレンズを多用し、直径を抑えることで、対応しているようですが、
それにしてもレンズの枚数が多いように思います。
そこで頭に浮かんだのが中判レンズです。
35mmレンズ では 50mm が標準的な画角とされますが、
645版 では 75mm前後 が、67版 では 100mm前後 が標準的な画角とされ、
レンズ構成もそれに準拠します。
EF-Sレンズ は APS-C用 に設計されているので、
35mm では 100mm用 の構成だが、60mm になっている…
…故に、60mm でありながら テレフォトタイプ になっているのでしょう。
EOS にはフルサイズ対応の EF50mm F2.5 コンパクトマクロ
(6群7枚 の 変形ダブルガウス の後ろに 2群2枚 の拡大光学系を追加している)
…もありますが、設計が古く、単体では 0.5倍 までしか撮影できない上に、
USM 化もされていません。
対称型のレンズを採用した超音波オートフォーカスつき標準マクロレンズが欲しいのですが…
シグマに期待したほうが良さそうですかね~(汗)
30mm F1.4 EX DC MACRO HSM とか、MACRO 50mm F2.8 EX DG HSM とか…
平日は天気が良かったのだが突然崩れた感じ。
体調も崩してしまったので、今日は一日寝てました(汗)
…と言うわけで今週のうちに撮った写真をアップします。
EOS Kiss Digital N + EF-S60mm F2.8 マクロ USM
絞り優先AE F2.8 シャッタースピード1/1250秒 ISO感度100
上のトリミングです。
昆虫はだいぶ少なくなってきましたね。
ボロボロのスジグロチョウです。
あいかわらず EF-S60mm F2.8 マクロ USM の切れ味は抜群です。
EF-S60mm F2.8 マクロ USM は EF-Sレンズ なので、
EOS の APS-C機 でしか使用することができません。
マクロレンズ にしては オートフォーカス が使い物になり、
AF→MF の切り替えも フルタイムマニュアルフォーカス があるのでストレスを感じません。
USM は静かなので動体撮影のときに被写体を驚かせて逃げられることが少なく、
インナーフォーカス を採用しているので ワーキングディスタンス を大きく取れます。
中望遠マクロ よりもコンパクトで携帯しやすいことから、
最近はこのレンズ1本だけ携帯していることが多いですね。
問題点は、コストをケチってレンズ半径を小さくしたことにより、
絞り開放では派手に口径食が出ること、
60mm は標準の画角ですが、APS-C では 96mm となり、
これ1本でなんでも済ますにはちょっと狭すぎることですね。
レンズ構成は 8群12枚 の テレフォトタイプ で、
EF100mm F2.8 マクロ USM とほぼ同じ構成。
60mm 程度の画角は通常 テッサータイプ や、
ダブルガウスタイプ やその変形が採用されることが多いです。
例えば同じ 60mm の コンタックス マクロ・プラナー は
4群6枚 の 変形ダブルガウスタイプ(プラナータイプ) でありレンズ枚数はわずか半分です。
なぜ、EF-S60mm F2.8 マクロ USM はこのような構成になったのでしょう。
一般にレンズ数が増えるとコストがかさみ、
また、重量も重くなるためにAFにも悪影響が出ます。
研磨不要で軽いプラスチックレンズを多用し、直径を抑えることで、対応しているようですが、
それにしてもレンズの枚数が多いように思います。
そこで頭に浮かんだのが中判レンズです。
35mmレンズ では 50mm が標準的な画角とされますが、
645版 では 75mm前後 が、67版 では 100mm前後 が標準的な画角とされ、
レンズ構成もそれに準拠します。
EF-Sレンズ は APS-C用 に設計されているので、
35mm では 100mm用 の構成だが、60mm になっている…
…故に、60mm でありながら テレフォトタイプ になっているのでしょう。
EOS にはフルサイズ対応の EF50mm F2.5 コンパクトマクロ
(6群7枚 の 変形ダブルガウス の後ろに 2群2枚 の拡大光学系を追加している)
…もありますが、設計が古く、単体では 0.5倍 までしか撮影できない上に、
USM 化もされていません。
対称型のレンズを採用した超音波オートフォーカスつき標準マクロレンズが欲しいのですが…
シグマに期待したほうが良さそうですかね~(汗)
30mm F1.4 EX DC MACRO HSM とか、MACRO 50mm F2.8 EX DG HSM とか…
by murakumolabo
| 2006-11-11 20:12
| 写真日記
|
Comments(4)
素晴らしいな~、超音波良いですね~、K10Dから使える様ですが
K100Dでも対応して欲しいですね、でも高くて買えないかな(^_^;)
しかし60マクロで、かなり寄ってますが、よく逃げられなかったですね?
K100Dでも対応して欲しいですね、でも高くて買えないかな(^_^;)
しかし60マクロで、かなり寄ってますが、よく逃げられなかったですね?
0
Commented
by
murakumolabo at 2006-11-12 02:12
>とちたんさん
ペンタックスどうするんでしょうね。
超音波の利点は静かなことと、
生み出す回転の力が強いことから、
超望遠のように重いレンズでも高速にオートフォーカスすることができることなので、
この機能がないと、使い物になる超望遠を造るのは難しくなります。
ペンタックスもそれが狙いかと思いますが、
今からレンズを入れ替えるのは厳しいのではないでしょうか…
ソニーもボディ側で対応はしているのですが、
レンズが出ず、新設計のツァイスにも搭載していませんね…
この写真は透過光狙いだったのですが、
ちょっと甘かったですね
ピントとシャープさに助けられました。
寄りに関しては、前回使ったフレクトゴンが15cmでしたが、
それよりは楽でしたね(笑)
ペンタックスどうするんでしょうね。
超音波の利点は静かなことと、
生み出す回転の力が強いことから、
超望遠のように重いレンズでも高速にオートフォーカスすることができることなので、
この機能がないと、使い物になる超望遠を造るのは難しくなります。
ペンタックスもそれが狙いかと思いますが、
今からレンズを入れ替えるのは厳しいのではないでしょうか…
ソニーもボディ側で対応はしているのですが、
レンズが出ず、新設計のツァイスにも搭載していませんね…
この写真は透過光狙いだったのですが、
ちょっと甘かったですね
ピントとシャープさに助けられました。
寄りに関しては、前回使ったフレクトゴンが15cmでしたが、
それよりは楽でしたね(笑)
Commented
by
イムスキー
at 2006-11-12 13:51
x
ちかっ(^^;。
スジグロチョウはもうボロボロですね。
こちらでは、イトトンボがちらほらと、バッタやカマキリが
越冬卵の生みつけに忙しくしています。
そいつらをモズが捕まえて、枝に突き刺してますけど(笑。
で、この写真はちょっと黄色がかってる気もしますが、
花からの反射光でしょうか?。
相変わらずシャープですね~。
今回のを見ると、前回の写真のおもしろさが余計に引き立ちましたね。
スジグロチョウはもうボロボロですね。
こちらでは、イトトンボがちらほらと、バッタやカマキリが
越冬卵の生みつけに忙しくしています。
そいつらをモズが捕まえて、枝に突き刺してますけど(笑。
で、この写真はちょっと黄色がかってる気もしますが、
花からの反射光でしょうか?。
相変わらずシャープですね~。
今回のを見ると、前回の写真のおもしろさが余計に引き立ちましたね。
Commented
by
murakumolabo at 2006-11-12 20:19
>イムスキーさん
もう大分昆虫も少なくなってきましたね。
女郎蜘蛛がむなしく罠にかかるのを待っていますが、
この季節になると、落ち葉しか引っかかりません。
黄色いのは撮影したのが3時近くだったので、
西日の影響もあるでしょう。
なんだかんだ言ってもEOSのシステムとUSMレンズの組み合わせは、
楽ですね。
…ダメになる便利さですが…
もう大分昆虫も少なくなってきましたね。
女郎蜘蛛がむなしく罠にかかるのを待っていますが、
この季節になると、落ち葉しか引っかかりません。
黄色いのは撮影したのが3時近くだったので、
西日の影響もあるでしょう。
なんだかんだ言ってもEOSのシステムとUSMレンズの組み合わせは、
楽ですね。
…ダメになる便利さですが…