TG-3の深度合成マクロで鉱物を撮る
たしかにTGは素晴らしいカメラだ。
広角に強く、明るいレンズを搭載し、マクロにも強い。
苦手なのは長時間露光くらいで、一時は一眼レフを持ち歩くのをやめてしまったほどだ。
そして深度合成マクロ。
超マクロは被写界深度が浅いのでごく一部にしかピントが合わず、
全体を超マクロで表示するにはマクロスライダーなどでピントを変えながら撮影し、
ソフトウェアで合成する必要があった。
しかしTG-3はカメラ側でやってくれる。
こんな楽なことがあろうか。
砂サイズの黄鉄鉱の結晶がきっちり表現できているし、
石英の奥の数ミリのエレクトラムも解像している(ついでにまつげ?も…)
しかし等倍は…
カメラ側が自動でやってくれるのはいいのだが勝手にサイズが変更になり、ISOも勝手に上がってしまったり、ストロボが使えずLEDモードになったりもする。
コンパクトデジカメのISO1600ならこの画質もしょうがないのかもしれないが…
TG-5は買わないと思います。
しかし小さいものを撮影したい。
マクロレンズで撮影すると一部にしかピントが合わないと言う人にはお手軽に撮影できるTGシリーズはお勧めできます。
等倍で使わないならばと言う話ですが。
…しかしコンデジでここまでできるならマイクロフォーサーズに興味がわいてきた。