月に叢雲 花に嵐

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ドーナツ襲来

タムロンの55BBを入手した。

反射望遠鏡の仕組みをカメラ用レンズに応用したレンズであり、
500mmとは言っても、いわゆるバズーカー式の500mmレンズと比べてコンパクトであり、
オートフォーカスは使用できず、絞りも固定である。
マウントはアダプトール2で、マウントを交換することで各種システムに使用することができた。
しかしカメラのデジタル化とともに消えていってしまった規格である。
ちなみに純正のEFマウントは存在しないが、社外品が売られていたりする。
入手したものにはKマウントとFマウントがついていたので
F-EFマウントアダプターを使えばEOSでも使用できる…

古いミラーレンズを最新のデジタルカメラで使うと、その解像感の低さに驚かされることがあるなどと言われているが、実際のところどうなのだろう。
月が出ていたので試しに撮ってみる。
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K-5 II s 55BB 換算750mm F8 SS1/2秒 ISO100
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等倍トリミング
撮影はRAW+JPEGの最低解像度(1728×1152ピクセル)で保存し、JPEGから900×600ピクセルを切り出し
RAWから切り出すと最大解像度は4928×3264ピクセルなので3倍程度大きくなる

三脚を使用してファインダーで被写体を捕らえてライブビューでピントを追い込む。
K-5 II sはライブビュー中にinfoボタンを押すと10倍まで拡大することができる。

月はすぐに雲に隠れてしまったので遠くの建物を撮ってみた。
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K-5 II s 55BB 換算750mm F8 SS5秒 ISO100

アウトフォーカス
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K-5 II s 55BB 換算750mm F8 SS5秒 ISO100

さらにアウトフォーカス
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K-5 II s 55BB 換算750mm F8 SS5秒 ISO100

ミラーレンズの特徴はこのようにドーナツ状の光点ボケが発生することであり、
場合によってはうるさく出ることもある。

さて…
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PENTAX Q PKマウントレンズ用 アダプターQ 55BB 換算2750mm F8 SS1/6秒 ISO125
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等倍トリミング
撮影はRAW+JPEGの4:3の最低解像度(1920x1440ピクセル)で保存し、JPEGから800×600ピクセルを切り出し
RAWから切り出すと最大解像度は4000x3000ピクセルなので2倍程度大きくなる

Qはマニュアルフォーカスの時最大で4倍まで拡大してくれるのだが、
なぜか拡大してくれなかった…
見づらい液晶で拡大無しでピントを合わせたのでピントがあまいのは許してクレメンス。

PENTAX Qは低感度域では等倍画質もコンデジセンサーとしては悪くないし、
換算5.5倍(Q7Q-S1は4.6倍)と望遠やパイパーマクロで威力を発揮するのだが、
昨年、現行機種のQ-S1の生産終了がアナウンスされたようだ。
まぁデジカメが売れないこのご時勢、
ペンタックスに645、DFA、DA、Qと4つのシステムのレンズ開発にリソースをさけと言う方が間違っているのだろう…
じゃあ何で出したし…

実際のところフォーサーズなどと同じで中央部トリミングなので、
等倍マクロが換算5.5倍マクロになるが、MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォトほどの扱いづらさは無い。
実質的に高画素機の中央をトリミングしてるのとあまり変わらないとも言える。

不満点は高感度域で使い物にならないこと。(ISO400が実用限界か?)
ケーブルレリーズが使えないこと。(望遠・マクロ好きホイホイなのに…)
アストロトレーサーが使えないこと。
長時間露光も苦手なこと。(レンズシャッターがない場合、最長2秒)
液晶が太陽光下で見にくいこと。(バリアングル液晶であれば…)
なぜか付属の現像ソフトがSILKYPIX Developer Studio 3.0 for PENTAX(同じSILKYPIXのOEMであるDUCではRAWを表示できない)

まぁ…いろいろ惜しい規格ではあった…
R.I.P. PENTAX Q…復活してくれればうれしいのだが。
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by murakumolabo | 2017-07-02 01:17 | 写真日記 | Trackback | Comments(0)

ホタル撮影その後

ホタルの撮影は18:00くらいから例の見晴台で準備に入り、
19:25ごろからに写りはじめたが、
活性が悪く31mmでは無理とレンズを変えたのが19:51ごろ
20:05には場所を移動して21:22にもう一度展望台に移動して
21:30には切り上げた。
おそらく2時間も歩けば総元につくが電車がない。
仕方が無いので平沢ダムに移動する。22:16
途中、子牛ほどもあるイノシシがダッシュで道を横切っていった。…2匹も…
平沢ダムで夜空の撮影をしようと思ったのだがあいにく雲が出てきた…
アストロトレーサーのテストがしたかったのだが致し方なし。
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平沢ダムは一応観光地として設備を整えようとした形跡があるのだが、
どうやら放棄されたらしく滅多に車も通らず、明かりもなく星空の撮影には適してそうだ。
…月と雲さえなければだが…
幸い、月は明るかったのでここでビバーク。U.L.ドームシェルター 2型を組み立てる。22:47
これは自立式のシェルターだが雨に降られると結露が酷いことになると言うシロモノだが、
自立式テントの中ではかなりコンパクトな部類。
シェラフはポリゴンシールドしかもっていなかったので滅法寒かった…
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おはようございます。
見事に曇っている…。
食糧とクッカーは持ち込まなかったので、行動食のクルミ餅をかじる。
すでにバサーが来ていた…6:53
鹹水の影響は無いのだろうか…
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行きとは違う道を通ってみようと途中右折。トンネルを通っていく。7:10
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谷間の車道を左に折れる道は無いかと探りながら歩く。
途中、道らしきものはあったのだが行き止まりだったり、通行禁止だったり…
国土地理院の地図には沼に抜けるような道の記載があるのだが。駅に抜ける道は通行禁止だった。
小一時間歩き続けてようやく開けた場所についた。7:57
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いすみ川に沿って歩きようやくいすみ鉄道らしき鉄橋が見えてきた…
空が青いぜ…だいたいいつもそうだ…8:22
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ようやく駅にたどり着く。ちょっと大回りになった。8:42
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9:00大原行きのムーミン列車に乗って撤収と相成った。
たこ飯弁当は販売休止中だった…
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by murakumolabo | 2017-06-07 02:57 | 写真日記 | Trackback | Comments(0)

総元→平沢ダム→平沢たけのこ村

小湊鉄道を五井から終点の上総中野まで乗り、いすみ鉄道に乗り換え2駅目が総元駅。10:45着
目指す平沢たけのこ村にはひとつ手前の西畑よりバスが出ているのだが平日のみの運行で土日は休み。
総元駅近くのたけのこと言う料理屋で腹ごしらえ。
タケノコからあげとスギナの天ぷらがおいしかった
かなりの量があったが何とか完食。
しばらくマトモなメシにありつけないおそれがあったので…
タケノコの各種定食以外にイノシシのシチューなんかもあったが
もっとも安くても2,500円する…
タケノコご飯の弁当もつくってもらえるようだった。
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いすみ川沿いに橋を渡るが、橋の手前で大破した車を見た。
けが人はいないようだがボンネットが真っ二つ…大丈夫だったろうか…11:58
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水田地帯を越えて…12:03
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竹林を抜けて…12:55
当然ながらホタルには早い。
平沢ダムを回っていくことにした。
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ダムと言っても水力発電用のダムではなく、
鉱毒用の調整ダムだそうだ…かん水と言うと塩化ナトリウムもそうだが…ヨウ素。13:16
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こっちは南関東ガス田の開発に触れられている…
どの道、この地域では水地の底から天然ガスが勝手に湧き出ることがあるので、湧き出している付近では火気厳禁だったりするのだが。
天然ガスの歴史13:20
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まだ上高地のように水没した樹が残っている…14:23
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竹林の下のトンネル。14:48
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千葉の多くは堆積岩でできている。14:50
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月が出てきた。
ペットボトルの水1本しか持っていないので水を飲もうか悩む。
人里であったとしても水の調達ができないと命取りになってしまう。15:02
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ありがたいことに竹の子村には自販機があった。(しかも100円)15:18
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駐車場トイレ完備。
竹の子のシーズンは竹の子掘りや食堂が営業しているが、ゴールデンウイークまでのようだ。
駐車場は自動車300円、バイク100円。
かなり広い駐車場だがそれでも最盛期にはいっぱいになってしまうらしい。
かつていすみ鉄道でホタル列車が運行していた時はここが目的地になったそうだが、
昨年から廃止になってしまった。
どうやら、ホタル鑑賞の人のマナーが悪く地元の人から苦情が頻発したらしい。
養老渓谷温泉郷ではホタル観賞プランが設定されておりバスできたらしい団体さんも来ていたようだ。
今日は残念な結果だったが…15:25
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駐車場のすぐ脇に案内標識があり…15:37
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展望台ができていた。15:39
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展望台から下を覗くと…遠い…15:40
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一方で川に降りる道もありこちらが後半の撮影場所になった。16:37
緑地の葉っぱをよく観察するとホタルが見つかるかもしれない。
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こちらは外来種ラミーカミキリ…
カラムシが何気に多くアカタテハも多く見られた。17:53

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by murakumolabo | 2017-06-06 03:09 | 写真日記 | Trackback | Comments(0)

ホタル

大多喜でホタルを撮ってきた。

ピークには雲霞のごとく飛翔しているそうだけれど
まだ早かったので数は少なかった。
地元の人曰くあと2週間くらいだそうで…

ホタルを撮影したのは実ははじめてで
オートフォーカスで撮れるものではないし
露出もマニュアルで設定する必要がある。
限られた時間で手さぐりしながらの撮影となった。

よくある写真は合成して増やしているのだが
数が少なく場所も頻繁に変わるので定点で撮影して合成するのは難しい状況。
もう一度チャレンジしたいところ。
乱舞しているところも見てみたいし…
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K-5 II s smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited(115.5mm)
ISO400 F1.8 30秒
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トリミング
当初広角で狙っていたのだがあまりに遠いので望遠に切り替えたのだが
暗い中ピント合わせが…
おまけに木製の見晴台は人が歩くと揺れる。
月の明るい晩でここは月明かりが入るので明るい。
F1.8のISO400ではインパクトに欠ける…

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K-5 II s smc PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited(46.5mm)
ISO1600 F1.8 30秒
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トリミング
撮影地を変えて…
レンズを変更したのでまたピント合わせに苦心することになる…
ここはやや暗かったがISO1600まで上げれば背景も写しこめる。
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K-5 II s smc PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited(46.5mm)
ISO1600 F1.8 30秒
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トリミング
フレームアウトぎみ…ホタルの動きは予測できないし、長時間露光なので構図は変更できない。
実はケーブルスイッチを忘れてきたのでマニュアルで露光しシャッタースピードは30秒固定。
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K-5 II s smc PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited(46.5mm)
ISO800 F1.8 30秒
ISO800だとほぼ背景は消える
光の太さを考えるとISO1600がベストのようだが、ややノイズが気になる。
もう一段明るいレンズがあれば良いのだが、
高ISO・明るいレンズと言う点ではEOSの方が有利だ…
実際、複数人6Dを使っている方がいた。キヤノンなら純正で明るい広角があるしシグマの明るい広角レンズも使用できる。
ペンタックスであってもフルサイズなら50mmが使えるがAPS-Cではやや望遠になってしまう。
あるいは高感度に強いと言うKPか。
マイクロフォーサーズのノクトンも気になるところだが、EVFが使い物になるかどうか…
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K-5 II s smc PENTAX-FA 135mm F2.8 [IF](202.5mm)
ISO800 F2.8 1/320秒
明るい内に撮影…ギーコギーコうるさい古いレンズ。
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K-5 II s smc smc PENTAX-DA★300mmF4ED[IF] SDM(450mm)
ISO800 F4 1/100秒
(…ゲンジボタルじゃないなコレ…)

30秒以上露光すれば光は長くできるかもしれないが、
露出を考えるとISOを低くする必要があり、
光の線は細くなってしまう。
ケーブルスイッチはあれば便利だが必須と言うほどではない。
無論三脚は必要。
一方で、背面液晶の明かりが他の人の撮影の邪魔になるので冠布があれば便利かもしれない。

ちなみに写真はRAWと一緒に撮った最小サイズのjpegをリサイズもしくはトリミングしただけ…つまり撮って出しです(汗)
個体の少なさやノイズや光蹟の細さで嘆くくらいならレタッチしろと言う話でもある。
しかしDPPにはなんとか慣れたのだがPentax Digital Camera Utility(SilkypixのOEM版?)には未だ慣れない…
ホワイトバランスを変更しても、カメラ内で変更したものと全然違う色になってしまう…
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by murakumolabo | 2017-06-05 03:46 | 写真日記 | Trackback | Comments(0)