月に叢雲 花に嵐

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入笠湿原の秋

もう結構時間がたってしまったけれど、9月1日に入笠湿原まで行ってきた。
例によって5時前に出発し、すずらんの里に着いたのは9時を回っていた。
途中荻窪あたりで大雨が降っていたが、立川あたりでは止んでいたので予定決行。
山は曇っていたが汗ばむ陽気。
すずらんの里駅は標高946.6m。…それでも暑い…
ここから富士見パノラマリゾートまで歩く。

富士見パノラマリゾートは富士見駅より10時に無料シャトルバスが出ているが、
徒歩ではすずらんの里の方が近いし、途中で蕎麦畑を撮影するのも重要な目的のひとつだ。
昔は夜行列車で青柳駅から徒歩で入笠まで登ったらしい。
私も一度試したことがあるが、もはや誰も登らないらしく危うく遭難しかかった。
結局その時は富士見まで回って車道から登ったが、徒歩で登ることはおそらく二度とないだろう。

富士見パノラマリゾートからゴンドラリフトに乗り一気に山頂駅へ。
天気がよければ正面…背面か…に八ヶ岳が見えるのだが、
どうもここで八ヶ岳が見えたためしがない。
ゴンドラリフトの下はダウンヒルのコースになっており、
高地性の植物の間をマウンテンバイクが滑り降りていく。
自転車はゴンドラリフトに乗せることができ、そのためにゴンドラリフトはかなり広いつくりになっている。
料金は簡単な植物図鑑がついた観光用の小冊子がついて往復1600円。帰りにお絞りがもらえるのが地味にありがたい。

ゴンドラ駅を降りると、ひんやりと涼しい。
22℃だそうだ…
近年このあたりも観光地化が進んでいる。
恋人の聖地とか言う展望台ができていた。
裏山にはかつてはヒヨドリバナが多かったがマツムシソウがやたらと目に付いた。
蝶の写真はここでお腹いっぱいになるほど撮影できたので、
入笠湿原だけまわって下山することにする。

入笠湿原…

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湿原はエゾリンドウが主役になっていた。
…もう秋だ…

山頂駅周辺を散策しているとアサギマダラが飛んできた。

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観光地化は進んではいるものの、野草類はしっかり残されている。

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展望台まではいかず駅周辺で八ヶ岳方面を撮影。
編笠山と権現岳がわずかに見える。
手前のマツムシソウやスズランは植えられたものだろう。

名物と言うルバーブソフトを食べた後、ゴンドラリフトでおりて、
来た道を戻る。
途中にゆーとろん水神の湯と言う温泉があるが…入ったことはない(苦笑)
2時くらいにはすずらんの里に着いたが…電車は行ったばかりで2時間待ちだった…
こんなことなら温泉につかって来ればよかったか…などと思いつつベンチで倒れていると、
反対側のホームに浴衣のカップルが登ってきた。
どうやら、諏訪湖で花火大会があるらしい。
臨時列車が出ているらしく、下りの列車は頻繁に停車し何組かのカップルやファミリーを回収して行った。
ちなみに普段は無人駅だがこの時期は駅員さんが出張している。
駅到着後しばらくして雨が降ってきた。
…早めに撤退してなければズブ濡れだっただろう。
花火大会が決行されたかどうかは知らない。
…まぁミシャグジ様の思し召しのままにだ。

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by murakumolabo | 2012-09-10 03:25 | 写真日記

凱風快晴

富士に活断層があったことが話題になっている。
フジヤマヴォルケイノが前回噴火したのは1707年のことだ。

静岡は島田市がいち早く震災の瓦礫を受け入れていたが、
案の定、深刻に汚染されてしまったようだ。

裾野市も瓦礫の受け入れを表明しているが
裾野市の最終処分場はこの場所から程近い国道469号線沿いにある。

そのようなことをしておいて、美しい富士山を世界遺産に!
人間の愚かさは止まるところを知らない。

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
22mm F5.6 79秒 ISO100

色は調整しています(汗)

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60D EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
24mm F11 1/400秒 ISO100

つつじには少し早く

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60D EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
85mm F11 1/400秒 ISO100

桜には少し遅かった…

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60D EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
85mm F5.6 1/20秒 ISO800

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/320秒 ISO200(トリミングあり)

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/320秒 ISO400

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/160秒 ISO400

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/500秒 ISO800

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/200秒 ISO800

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/200秒 ISO200

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60D EF300mm F4L IS USM EXTENDER EF1.4×II
420mm F5.6 1/320秒 ISO400

富士南麓は野生動物の宝庫である。
瓦礫はどこかで処理するにしても、
わざわざこの場所に運んで処理する必要がどこにあるというのだろう。

幸いにして今年も須山のオオルリやキビタキに会うことができた。

しかし、地元の市川市では、昨年はわずかながらツバメが巣を掛けてあるのを見かけたが、
今年はまったく見かけない。
昨年巣立った若い雛たちは、どこへ行ってしまったのだろうか…?


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by murakumolabo | 2012-05-11 23:47 | 写真日記

夏の大三角

北斗七星より発見の難易度が高いか…
デネブ、アルタイル、ベガの夏の大三角…
織姫のところに彦星が来ると親父さんが出てきて
塩をくれてやる…
…こんな話しだっけ?

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
11mm F3.6 50秒 ISO100

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
11mm F11 1130秒 ISO100

空が明るすぎるのでこれ以上の長時間露光は無理…
まぁ本来は明るいレンズで絞り開放、ISOは高めで撮るものですが…

しかしキヤノンで星を撮る人は増えたと聞くけど、
レンズは何を使っているのだろう…
明るいL短焦点はEF24mmF1.4L II USMあたりがあるけど、APS-Cでは標準になってしまう。
…キヤノンからは広角の明るいAPS-Cの短焦点なんて出ないだろうなぁ…
今度出るトキナーのAT-X 116 PRO DX Ⅱが11mmからのF2.8通しだけど、
EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMが良いレンズだけに買い増したりする気にはなれない…
何気にコシナがマイクロフォーサーズ用のノクトン17.5mm F0.95とかを出したり、
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0があったり、
おもしろそうですが、バッテリーの持ちと高感度ノイズはどうだろうか…
後はバルブの30分制限が気になりますが…
まぁこの撮影でも30分以上露光しているのは無いわけで…

あと、軌道の写真を撮るだけならともかく、
ちゃんと星の写真を撮るならポータブル赤道儀が欲しいところ。
広角で撮るだけならビクセンのポラリエは耐荷重2kgだけどコンパクト(740g)。
他にはアイベルのCD-1が耐荷重5kg(約1.2kg)、トーストテクノロジーのトーストプロ(約1.5kg)、タカハシのスカイパトロール(約1.6kg)、ケンコーのスカイメモRS(約3kg)、ビクセンのGP2ガイドパックSは三脚つきで約6kg、タカハシのPM-1は約5kg
実はPENTAXの一部一眼レフにGPS UNIT O-GPS1を装備するとアストロトレーサーと言う機能が使えるのでポタ赤いらずだったりする。

まぁアストロトレーサーにせよ赤道儀を使うと星は追尾できるけど風景が動いてしまいますが…


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by murakumolabo | 2012-05-10 23:26 | 写真日記

天を見よ…

スキンをシンプル1カラムに戻してみました。
表示できる画像の大きさはステンレスの方が若干大きいのですが、
クリックすれば拡大できますし…
ただし500KBを超えると自動で縮小されるらしい…2個前の一番上はこの制限に引っかかったか…

さて、本日の写真…

…天を見よ…見えるはずだ…あの死兆星が…!
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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
10mm F3.5 91秒 ISO100

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
10mm F11 1663秒 ISO100

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
11mm F3.5 42秒 ISO100

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
11mm F11 1697秒 ISO100

月の明るい夜は空が明るすぎて星空の撮影には向かないと言われていますが、
まぁ撮れないことはない。
殊に北斗七星がよく見える…その脇に輝く小さな星までも

この写真の北斗七星の上から2番目の星(ミザール)に重なるようにして見えるのが名高い死兆星(アルコル)です。
3番目をクリックして拡大するとわかりやすいかな…

撮影した場所は愛鷹山の十里木登山道の上の展望台です。
条件は月がない方が良いのでしょうが、月が出ていないとここまで登れる自信がない…
ちょうど北側に富士があるので、
長時間露光すると星の軌道がぐるぐるあらわれます。
点で写したいときは1分以内だな…
月明かりがなければ明るいレンズと高ISOが必要になりますね。
これはISO100なのでノイズリダクションも切ってます。
装備はウィンドブレーカーにダウンベストで何とか…
撮影している間暇だからアルコールストーブとコーヒーセットでも持ち込めばよかったなぁ…

本日のBGM:Emerald Sword (Rhapsody「Symphony of Enchanted Lands」)

For the king for the land for the mountains
for the green valleys where dragons fly
for the glory the power to win the black lord
I will search for the emerald sword

MUGENの某トキ大会のテーマになってたので…

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by murakumolabo | 2012-05-09 23:18 | 写真日記

富士と月と叢雲と

昨日のブログはやや大きめの写真をアップしたのですが、
自動で縮小されてしまいました。
どうも横幅で固定されるようなので、
横位置の写真も縦位置にしてアップしてみました…
…首が…(汗)

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
10mm F5.6 約150秒 ISO100

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60D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
10mm F5.6 約150秒 ISO100

…くっつけようかとも思ったのですが、10mmを張り合わせるのは意外と難しい(汗)

本日のBGM:青木ヶ原の伝説(上海アリス幻樂団「卯酉東海道」)
…いや…ここからは見えないけど…青木ヶ原…

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by murakumolabo | 2012-05-08 01:57 | 写真日記

月夜の桜

ゴールデンウィーク後半は深夜の山をカメラと三脚を担いで夜な夜な徘徊してました。
…標高がそこそこ高いのでまだ桜が見れました。

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↑10mm F3.5 19秒 ISO100

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↑11mm F8 91秒 ISO100

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↑11mm F8 101秒 ISO100

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↑10mm F4.5 75秒 ISO100

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↑10mm F8 100秒 ISO100

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↑10mm F5.6 60秒 ISO100

バルブです。
露出は勘。
タングステンフィルム風に色をいじってます。

私がEOS60Dを使っている理由が、
コンパクトなこと。
そして異様にバッテリーが持つこと。
夜間長時間露光をしまくっても、バッテリーの交換は不要でした。
たぶん1D Mark II Nより持ちます。
また、夜間の撮影はオートフォーカスは効かないので
マニュアルフォーカスでピントを合わせることになりますが…
その際のライブビューでの10倍拡大は強力な武器になります。
そしてバリアングル(・∀・)イイ!!
さらに暗い中撮影するときにモードダイヤルでバルブがあり、
勝手に動いてしまわないロック機能があることも地味に便利です。
また液晶を点灯させるボタンもアクセスしやすく、
これをベースに天体用カメラがつくられたのも肯ける話ですね。
60Dのケーブルレリーズはkissと同じRS-60E3ですが、このケープルレリーズもコンパクトです。
最低ISOは100。これは50があればもっとシャッタースピードが落とせたのですが、
ISO50が使えるのはEOSでは5D Mark IIからですね。7DでもISO50はない…
まぁ低ISOを使いたければ、バケペンやMXでRVP 50やRTP T64を使えば良いという話ではあるのですが…

7Dの良さは、レリーズタイムラグ(60Dが約0.060秒に対し7Dは約0.059秒)と連射枚数とファインダー(60Dが視野率96%0.95倍に対し7Dは視野率100%で1倍)
いずれも重要な機能です。ファインダーの像がニコンよりも大きくなったのは初めてのことではないだろうか…
ただライブビューの拡大でピントの調節ができる今となっては遅きに逸した感があります。
また、レリーズタイムラグはまだまだD7000の約0.052秒やD4の約0.042秒あたりに敵いませんね。

さて、そんな60Dですが、今回はちょっと気になった点が…
…お気づきでしょうか…2枚目と3枚目…右端がミョーに暗い…
どうもミラーが途中で止まってしまったらしい…
サポートに持ち込んだ方が良いだろうか…

本日のBGM:千本桜(黒うさP)

千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして

三千世界 常世之闇 嘆ク唄モ聞コエナイヨ
青藍の空 遥か彼方 その光線銃で打ち抜いて

…ボカロの歌ですが…いろいろな方が歌っており、それを合唱にしたバージョンもありますね。
この手のサブカルチャーのおもしろいところは、
黒うさPが音楽をつくる→一途斗丸が絵をつけ→三重の人がアニメーションにし→動画投稿サイトで人気が出る→歌ってみたで投稿される→合唱に編集される…
…といった具合にどんどん拡大していくことですね。
まぁ有名どころをチェックするのもなかなか追いつかないですが…

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by murakumolabo | 2012-05-06 20:04 | 写真日記

雲の海

日曜日…江戸川で釣りをしていたのですが、
青空が見えていたにも関わらず、
大雨に降られてしまいました…
…やはり、雨具は用意しとかなきゃダメですね…

さて、本日の写真は、
蝶ヶ岳の写真の続きです。

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朝方は下に雲がかかっていた穂高だが、スッキリ晴れている。
梓川の上流が見える。
とても良い天気だが、大滝山につくころには蝶ヶ岳には盛大に霧がかかっていた…

前日の行軍速度を考えれば、
余裕などこれっぽっちも無いはずなのだが、
不覚にも風景に見蕩れてしまった…
…いや…ここまでカメラを担いで登ってきたのだ…
写真を撮らずにいられようか…

…結局、2時間近くこの場を動けず…

2時間早く動いていれば、
陽があるうちに徳本峠まで、余裕でたどり着けただろうに…

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by murakumolabo | 2011-09-12 00:01 | 写真日記

蝶ヶ岳の夜明け

テント泊になると早寝早起きになる。
陽が落ちると、暗くなってしまい、眠るしかないし、
テント越しに陽が指してくるので、
寝起きの悪い私でも、夜明け前に起きてくることができた。

光量は十分ではないので担いできた三脚を設置して撮影するのだが、
オートフォーカスは使えない…
しょうがないので、マニュアルフォーカスで撮影。
しかし、ファインダーをのぞいてもピントはつかめない。
ライブビューモードで画面を拡大して表示したところ、
容易にピントあわせをすることができた。

EOSの中級機は60Dから、インターフェイスが改善されていて、
ライブビューの切り替えが楽になったのだが、
軽いことも含めてなかなか良い。
しかし、動体撮影と風景でカメラを共用しなければならないのは、
ちょっと厳しい…
やはり、動体撮影用と風景用…カメラは2台持ち込みたいものだ…
…体力が許せば…だが…

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雲海の彼方、東の空が赫く染まる…


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町の明かりが見える…


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常念と蝶ヶ岳ヒュッテ方面


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日の出の写真は露出に迷う…


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蝶ヶ岳ヒュッテとテント村…
蝶ヶ岳ヒュッテは風力発電と太陽光発電で電気をつくり、
水は地下から汲み上げている…と言う。
テント設営費は500円、水は1リットル150円。
徳沢はテント設営費は500円、水は無料。
徳本峠はテント設営費600円、水は1リットル200円だった…

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by murakumolabo | 2011-09-07 02:38 | 写真日記

蝶ヶ岳

三年前の夏のことです。
僕は人並みにリユツク・サツクを背負ひ、あの上高地の温泉宿から穂高山へ登らうとしました。
穂高山へ登るのには御承知の通り梓川を溯る外はありません。
僕は前に穂高山は勿論、槍ヶ岳にも登つてゐましたから、朝霧の下りた梓川の谷を案内者もつれずに登つて行きました。
朝霧下りた梓川の谷を―
<芥川龍之介「河童」>

8月の29日から31日まで休みがとれたので、
北アルプスをテントを背負って歩いてみた。

8月27日
朝5時の東西線の始発に乗り、
中野から高尾、
高尾から松本…と鈍行を乗り継ぎ、
上高地に着いたのは、13時をまわっていた。

お天気は今ひとつで、芥川龍之介の河童にも登場する河童橋ごしに穂高を見てもこんな感じ。

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しかし徳沢に向かう途中次第に青空が見えてきた。

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徳沢でテントをはり、日没のころには、
穂高が顔を出していた。

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徳沢の徳沢園は井上靖の「氷壁」に出てくる旅館だが…
ここのソフトクリームはなかなか美味い。

8月28日
天気良く穂高が見える。
実は「河童」のごとくこのまま梓川を溯って穂高を目指そうか…とも考えていたのだが、
直前で花畑の多い蝶ヶ岳に行き先を変更した。
…これを行き当たりばったりと言う…(汗)

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徳沢から蝶ヶ岳に登るにはまず長塀山を超えなくてはならないのだが、
7時ごろ出発し長塀山山頂についたのは13時30分に近かった。

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蝶ヶ岳の山頂に到達したころには15時をまわっていた…
撮影しながらとは言え、このタイムは酷い(笑)
…山頂付近では、かなり霧が出ている…

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…テントを設営し、休息したら
日没ごろ穂高がわずかに顔を出していた。

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蝶ヶ岳山頂のテント場はかなり寒く、
ソフトシェルとダウンベストを着て寝る羽目になった…

8月29日
夜明け前…穂高や槍が見える。

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…そして日の出…

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撮影につい夢中になり出発は8時になってしまった…
徳本峠に行くことも実は直前まで迷っていた。
昨日のタイムのことを考えると、日没前にたどり着けるのか危ぶまれたからだが、
最悪、大滝山のテント場で…と考えてもいたのだが…
…そして、不安は現実のものとなる…

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蝶ヶ岳から大滝山に向かう途中はお花畑も多く、
きついながらも楽しめたのだが、
大滝山の北峰の手前あたりで霧が出てきた…
保険にしていた大滝山の山小屋とテント場は熊が出ると言うことで、閉鎖されていた。
…大滝山を抜けると、長い上り下りのある暗いぬかるみの多い林道が続く…
ここで、うっかり足を滑らせ左足を負傷…
明神見晴らしについた時には17時をまわっていた…

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…日が沈んでいく…
ビバークすべきか…進むべきか…悩む…進むことを決断した…と言うよりも、
ビバークを決断できなかったのだが…
18時30分ごろ…徳本峠小屋の赤い屋根が見えた時には心底ホッとした…
ひどい写真だがこれが精一杯…

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星明りの中テント設営…
調理などはもはやできないのでチョコレートなどを食べて寝る。
夜半…星はきれいだったが…もはや写真を撮る気力なし…

8月30日
天気はまずまず…
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7時には出発して、
痛んだ足を引きずり引きずり
「憂きことの なおこの上に つもれかし 限りある身の ちからためさん」
…と歩いて歩いて明神についたのが8時30分ごろ。
被写体はいろいろあったが、
…レンズが結露して曇っている…
上高地はかなり暑かった…

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嘉門次小屋あたりからも穂高が見える…
岩魚の塩焼きを喰っていたら、
レンズの結露は直ったようだ…

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上高地はこちら側のほうが見所が多い…

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12時ごろのバスに乗り、鈍行を乗り継ぎ、
20時ごろ帰宅…
…いやー帰宅ラッシュにかち合ってしまった…

以上、速報でした…

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by murakumolabo | 2011-08-31 04:58 | 写真日記

入笠の植物

…アサギマダラにはちょうど良かったが、
どうやら例年よりも季節的には早くこの高原を訪れてしまったようだ。
たくさん咲いていたサワギキョウはまったく見かけず、
ツリフネソウやトリカブトの姿もなかった。
かわりにアヤメが結構残っていた。

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EOS 60D + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM(10mm)
絞り優先AE F11.0 シャッタースピード1/100秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB トリミング

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/800秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F11.0 シャッタースピード1/160秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F11.0 シャッタースピード1/100秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/160秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/500秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/400秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/640秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/200秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/125秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/250秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/50秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/800秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/160秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

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EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/160秒 EV0.0
ISO感度200 スポット測光 AWB

…こんなところでも羽化不全が…

この地の放射線量は概ね0.07マイクロシーベルト/時だったが、
霧が来ると0.1マイクロシーベルト/時程度まで上昇が見られた。
ちなみに高尾山はもっと高く、
蛇滝付近で0.2マイクロシーベルト/時まで上昇が見られたが、
それ以外の高いところで0.14マイクロシーベルト/時程度。
山では比較的雨が多いので下界よりも数値が高くなると思われる…

日曜の入笠は午前中はまだ青空が見えることもあったが、
昼近くになると霧が出てきた。

山頂には登らず首切り清水あたりまで足を伸ばしてみるも、
キベリタテハやクジャクチョウの姿は見えず早々の撤退となってしまった。

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by murakumolabo | 2011-07-26 23:56 | 写真日記