ペンタックス
昨年HOYAとのごたごたがあり、
今年の3月末には完全に吸収され、
今後の展開が危ぶまれていましたが、
ユーザーから見たら、尚予断は許せませんが、やっと一息…と言ったところでしょうか。
かつて、コニカとミノルタが合併したときは、
それが原因のひとつでデジタル一眼の投入が遅れ、
結果として、致命傷となった…と言う過去がありますが、
このタイミングで新製品が投入できる…と言うことは、
HOYAに完全吸収後も即座に事業縮小…などはならないと思われます。
…あとは、4月以降どうなるか…
歴史ある名門だけに、なんとか生き延びて欲しいものですが…。
(最悪の見方をすれば、4月以降、事業縮小が見込まれるので、
吸収前に出せる分だけだした可能性も否定できません。
中級機とエントリーモデルが同時に発表したのは
旧ペンタックス側の危機感のあらわれなのかも…う~ん…)
さて、発表された新商品ですが、
ライブビューはK20Dのみながら、
既存の機能に加え、
K20D、K200Dともに防塵防滴、ダイナミックレンジの拡大も備え、全部入り路線ですね。
デザインに関しては、当初、K200Dはシルバーモデルもあるかと思いましたが、
どうも海外モデルだけのようでした。
…ペンタックスSP風のコンセプトモデルは人気なかったのかなぁ…
K20Dは大きさはほぼ既存のモデルと同等で、K200Dはやや大型化。
…これは…かつて、オリンパスとコンパクトさを競ったメーカーと言うことを考えるとちょっと残念ですね。
2桁、3桁が出ているので、フルサイズセンサーの1桁を期待していましたが、
ニーニッパやサンヨンがDAで出たので、
ペンタックスがフルサイズセンサー機を出すことは
少なくとも当分はないでしょう。
また、キヤノンもEOS Kiss X2を出しましたが…これは…言うことないですね。
今年のキーワードは全部入り。
エントリーモデルでライブヴュー…
K200Dに対するイジメでしょうか(苦笑)
…まぁこちらは防塵防滴がありませんが。
私的には相性の出やすいSDカード変更ははうれしくありませんし、
オートライティングオプティマイザ機能は正直気持ち悪い…
コンパクト化はXと比べるとそこそこですが、
Nと比べると5g軽くなっただけですね。
あとは…なにげにXまであったシルバーモデルがなくなったようです。
まぁ出し惜しみせずに手堅い進化をした…と思います。
フルサイズ機も今年中には発表があるでしょうが楽しみですね。
オートライティングオプティマイザ機能とやらはいりませんが…
レンズに関しては、お金持ちの鳥撮りの方はEF800mm F5.6L IS USMが気になるのかな…。
ロクヨンよりも軽くて、微妙に大きく撮影でき、手ブレ補正が強化され、
1D系を使えばEXTENDER EF1.4×IIと併用しても、中央センサーは動作するようです。
前が長かったですが、一応今日の写真を…
EOS KissデジタルN + EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM(18mm)
絞り優先AE F11.0 シャッタースピード1/100秒 EV0.0
ISO感度200
1月24日は風は強いもののとても良い天気でした。
たぶん前日の雪が都会の空にたまったよからぬものを洗い流してくれたのでしょう。
23日と同じ場所で写真を撮りましたが、
雪は跡形もありません。
都会も日が落ちるのが早く、
この季節だと、この時間では影が長くなっています。
何とか、カタクリのシーズンまでには買いたいですね~
本体と一緒に買うレンズは35mmマクロかな~
あとは、Kマウントが使えるマウントアダプターでしばらく
対応ですかね(^_^;)
FD時代は野鳥撮影に適したレンズとして知られていました。
ただ、当時と較べて値段は3倍以上…
1500ccクラスの自動車が買えてしまう値段だと、買うのに勇気がいります。
昔、オリンピア・ゾナーと言うのがありましたが、
このレンズもあきらかにオリンピック対策でしょうね。
ニコンも長玉にVRをつけましたし、
ボディもリコールになった1D Mark IIIと
D300だとD300の方が安心できそうですし、
APS-Cの分長さが稼げますから、
キヤノンとしては梃入れせざるえなかったのでしょう。
まぁこの値段でも、報道には一定の数が掃けるでしょうね。