03魚眼でマクロ
山梨では140年ぶりの大雪と言われ、流通がストップする事態になったそうだ。
県紙の山梨日日新聞は20万部の発行部数だったが2万部しか配れなかったそうだ。
こういう話はあまり聞かない。
痛ましいことに10人を超える被害者が出てしまったが、
我らが安倍総理は悠然と天ぷらを食べていたそうだ。
頼もしい限りである。
この分だと、中国から宣戦布告されても、北朝鮮が核ミサイルを撃ち込んできても、
再稼動した原発が爆発四散したとしても、菅のようにおたおたすることなく、
悠然と天ぷらを食ってることだろう。
軍国主義を目指すからにはそうあるべきなのだろう。
さて、ウクライナの政権が崩壊したようだ。
隣国のロシアでオリンピックが開催され、
日本で某東京五輪・パラリンピック組織委員会会長氏が、いつも転ぶとか、
いや転ばない…とかやっている間、とんでもない惨事になっている。
もともとウクライナは、
エネルギーを依存するロシアと友好的な親露派と親米派が激しく対立していた。
2004年にチェルノブイリ原子力発電所を閉鎖し、親米から親露へと鞍替えした、
クチマ大統領の任期満了に際して、
親米派のユシチェンコと親露派のヤヌコビッチが争い、
ヤヌコビッチが勝利した…かに思われた。
しかし、不正選挙と、デモ、アメリカの圧力などで再選挙となり、
ダイオキシンで顔が変わったユシチェンコが大統領となった。
これをオレンジ革命と言う。
しかしユシチェンコ大統領はオレンジ革命の盟友ティモシェンコとくっいたり離れたりしながら、
下り最速で支持を失い、
2010年の大統領選挙では、決勝にも残れず、
選挙はヤヌコビッチとティモシェンコとの争いとなった。
結局、ヤヌコビッチが大統領となり、
ティモシェンコはロシアとのガス契約などで職権乱用した罪で投獄。
しかし2012年の選挙で地域党と共産党からなる与党は少数派になっており、
ロシアからの圧力でEU加盟を見送った結果、大規模なデモが起こり、
警官と衝突し今回の多数死者が出る大惨事が発生。
結果、ヤヌコビッチは首都から逃亡し、国からも逃亡しようとしたところ失敗。
投獄されていたティモシェンコ元首相は釈放された。
現在トゥルチノフ議長が大統領代行に就任しているが、
選挙が行われたら勝つのはおそらくティモシェンコ…
…でも、これでは終わらないだろう…なぜならティモシェンコは親露派だから。
一方でその隣国のベラルーシではルカシェンコ大統領が悪の枢軸をやっているが、
エネルギーを楯にとられほぼロシアの傀儡になっている。
1986年のチェルノブイリ原発事故から今年で28年たつ…
…これが25年後の日本の姿かもしれない。
幸い、日本は世界3位の地熱エネルギー埋蔵国であり、
海洋国家であるがゆえに波力発電や潮汐発電もその気になれば可能であり、
水力発電に耐えうる水資源も豊富であり、
南関東ガス田などもほぼ手つかずである。
また、水素と酸素から電気を作る燃料電池や、
水と二酸化炭素と太陽光から酸素とメタンガスを作る人工光合成も実用が間近にせまっている。
ウクライナのように、
エネルギーを楯にロシアとアメリカの間をふらふらした挙句、
国家が崩壊したり、
ベラルーシのようにエネルギー輸入国に事実上のっとられたり、
…と言うことはないはずだ。
まぁロシアのエネルギーによる支配に組み込まれないために、
アメリカは日本や韓国に大量に原発を建てさせたという感じもする。
また、ロシアがら安く天然ガスを輸入できれば、
これほどの貿易赤字にもならなかったのでではなかろうかとも思われる。
…無論、安部政権の円安政策が国富流出の根源ではあるのだが。
いずれにせよ、
日本においては可及的速やかに自前でエネルギーを生産できるようにするのが急務である。
原子力発電も燃料は輸入頼みであると言うことを忘れてはならない。
仮に単独で中国と戦争と言うことになったら、
中国国内の工場は接収されるだろうし当然輸入も途切れるだろう。
もし東シナ海の制空・海権が奪われてしまえば、
アラブ諸国、東南アジア、オセアニアからの物流が寸断されることも考えられる…
…まぁ、そうなったら、エネルギー以前にすでに終わっている気がしないでもない…
さて、本日の写真…
03魚眼マクロ…
ボディは次々出てくるがレンズは出てこない上に、
やたらと高い純正のマウントアダプターでもAFできないという、
謎の仕様のPENTAX Qシリーズだが、
03魚眼は優秀。
AFできない上に、絞りF5.6固定…でも優秀。
シャッタースピードが2秒までなのがちと困るが…
08ワイドズームいらなくね?
…と言うほど優秀。
と言うかQ用ズームレンズはあの黒いプラスチックがダメだ…
今日はこの03魚眼で寄ってみた。
焦点距離は3.2mmに過ぎないがピント合わせはシビアだ…
ラーブビューで拡大して慎重にピントを合わせるが、
手ブレが…
上のトリミング
パープルフリンジは出そうで出ない…。
ソフトでごまかしてるのかもしらんが…。
上のトリミング
後ピン…
PENTAX一応、2014年中に望遠マクロを出すことになっている。
しかしPENTAXはマクロでいつも苦労してる気がするのでどうか…
この小さいレンズもトキナーが造ってるのだろうか…