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月に叢雲 花に嵐

黒いアゲハの飛翔

建久4年(1193年)鎌倉幕府を開いた源頼朝は富士の裾野で盛大な巻狩りを催した。
有名な曽我兄弟の仇討ちの舞台でもある。
そのときの名残で今でも富士の南麓は頼朝所縁の史跡が多く残されている。

愛鷹山の麓には頼朝の井戸と言う古い史跡があるが、
ここから富士サファリパークに向けて国道469号線沿いを歩いていると、
実に多くの昆虫の死骸が落ちていた。
…おそらく自動車に撥ねられたものであろう…

この道でほとんど傷がないカラスアゲハを見つけたので、
拾っておいた。
まぁ展翅板も今では持ってないし、標本をカツオブシムシに荒らされるのもイヤなので、
翅だけいただいて半紙にはさんで辞書に綴じておいた。
かつて、南富士エバーグリーンラインを歩いていたらミヤマカラスアゲハを拾ったこともある。

私は蝶の写真を撮りに行く際には、マイカーなどは使わず、できるだけ公共の交通手段と足を使うことにしている。
撮影すべき蝶を轢いてしまうことがないように…

この日はサファリパークを過ぎ、愛鷹山登山道に差し掛かるころ、
うまい具合に御殿場行きのバスが来たので少し楽をすることができた。
普段は須山まで歩いて三島行きのバスに乗るのだが…

さて、本日もお盆の黒い蝶をもう少し…

黒いアゲハの飛翔_b0084270_16828.jpg
EOS 60D + EF300mm F4L IS USM + EXTENDER EF1.4×II
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/1000秒 EV0.0
ISO感度800 スポット測光 AWB

黒いアゲハの飛翔_b0084270_17289.jpg
上のトリミングです。

…ちょっと翅が切れたが…

写真ブログネイチャーフォト
by murakumolabo | 2011-08-16 22:49 | 写真日記 | Comments(0)
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