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月に叢雲 花に嵐

第58期王座戦第1局顛末

王座戦は先手後手が決まっておらず振り駒によって決まるが、
第1局は羽生王座の先手番となった。

初手に互いに角道を空け、
羽生王座の3手目▲2六歩に対して
藤井九段の4手目は△4二飛…角道オープン四間飛車…
…先後は違いますが竜王戦決勝トーナメント1回戦と同じ戦型になりました…
しかし…この戦法は振り飛車側が飛車を振って角交換すると2手損をする戦型…
先手番でなすすべもなかったのに、これはどうだろう…

…と思っていたら、やはり苦しい戦いを強いられ、
(竜王戦の64手夕飯前投了と比べれば…)よく粘りましたが、
77手で羽生王座の勝ちとなりました。

第2局は9月22日でこちらは藤井九段の先手番。
おそらく王座戦決勝で深浦九段を破った先手番限定の藤井矢倉を出すのでは…と言われていますが、
はたして、この戦法も羽生王座に対してどこまで通用するのか…
by murakumolabo | 2010-09-09 23:16 | 将棋について | Comments(0)
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