コンマの差
マツムシソウなども咲いており、
この花は特に蝶たちに人気があった。
しかし、この花は木道より少し離れたところに咲いていて、
湿原で撮影するのはなかなか難しい。
山頂まで登ればあしもとに咲いているので、
この花を撮影するつもりなら山頂まで登った方が良いかもしれない。
本日は入笠湿原で見かけた蝶の写真です。
EOS KissデジタルN + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(250mm)
絞り優先AE F8.0 シャッタースピード1/250秒 EV0.0
ISO感度200
EOS KissデジタルN + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(250mm)
絞り優先AE F8.0 シャッタースピード1/250秒 EV0.0
ISO感度200
EOS KissデジタルN + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(250mm)
絞り優先AE F5.6 シャッタースピード1/500秒 EV0.0
ISO感度200
特にクジャクチョウは花に止まると翅を閉じてしまい、
時折翅を広げる程度ですが、
この一番翅を広げてくれるタイミングを逆算してシャッターをきるわけですが…
当然のことながら、
1D Mark II NとKissデジタルNではシャッターボタンを押してから、
実際にシャッターが切れるまでの時間が違います。
この時間差をレリーズタイムラグ…と言いますが、
1D Mark II Nの0.055秒に対して、
KissデジタルNは0.100秒…
…その差0.045秒…刹那の一瞬ではありますが、
やはりその差は実際に写真を撮ってみると厳然と感じられます。
因みに過去のEOS機のレリーズタイムラグは常に進化を続け、
1D/1Ds系は全て 0.055秒(最速で0.040秒)
5Dが0.075秒で5D Mark IIが0.073秒
20D、30Dが0.065秒で7D、50D、40Dが0.059秒
KissはN、Xが0.100秒でX2、F以降が0.090秒でした。
動きモノを撮るときには連射性能よりむしろレリーズタイムラグが重要な要素です。
日ごろから5D Mark IIが遅い遅い言っていますが、
やはりこのカメラは一瞬を切り撮るカメラとしてはKissに近いカメラと言えます。
さて、本日、銀座のキヤノンに行ってきて60Dを触ってきたのですが…
まずRAW+JPEGで撮っても8GBあれば250枚は撮れることを確認でき、
バリアングルモニターは裏返しにしておけば液晶の汚れが気にならず、
むしろ快適である…と言うことが判明しました。
よく5D Mark IIのダイヤルが勝手にかわってしまう事に文句を言ってきましたが、
ダイヤルロック機能が実装され、造りも操作性もよく考えられていると感じました。
しかし、ひとつ腑に落ちない点があったので受付のお姉さんに聞いてみました。
シャッター周りは50Dと比べてどうですか?…と…
50Dと比べて耐久性は上がって云々…と言うのが回答でした…
重ねて…レリーズタイムラグはどうですか?…と聞いてみたところ…
しばらく待たされて得た回答は、
50Dは0.059秒でしたが60Dは0.060秒です…と言うものでした。
…わずか0.001秒ではありますが遅くなっている…
ことレリーズタイムラグにおいてはEOS史上初めて退化したことになる。
…まぁ7Dが登場した時点で、二桁機はKissにより近くなるだろうと言うことは予測できていましたが、
これは連射が遅くなったことよりも、AFマイクロアジャストメントがなくなったことよりも、
リモートケーブルが1Dや5Dや7Dや50Dと共通のRS-80N3ではなく、Kissと共通のRS-60E3になったことよりも地味にショックだ…
…それならもう少し軽く、安くしてほしいよなぁ…
ああ…ニコンがVRで寄れてナノクリのサンヨンとかを出したら寝返ってしまいそうだ…
(ニコン機はD300のレリーズタイムラグが0.045秒でD700のレリーズタイムラグが0.040秒であるらしい…ホンマかいな…1Dより速いが…)
ペリクルミラーのα55とかもレリーズタイムラグは短くなるでしょうが、
光が分散する分シャッタースピードが出なかったりファインダーが見にくくなるのは確実でしょうね…
EOS RTとかがそうでしたから…
ここからEOSは明るいだけのニューレザーマットとかを出して、
ファインダーが飾りになっていったんだよなぁ…